ジュニアNISA口座を開設したいんだけど入金はどうすればいいんだろう?
筆者は楽天証券で息子名義のジュニアNISA口座と未成年口座を開設しておりますが、開設前に疑問に思いググった事を思い出します。
今回は筆者が楽天証券でいつも行っている未成年口座への入金方法を書いていきたいと思います。
あわせて利用者の多いSBI証券
の未成年口座の入金方法も調べてみましたので参考にしていただければと思います。
楽天証券未成年口座へ入金する方法。
未成年口座を開設するにはご登録親権者が楽天証券の総合取引口座を開設している必要がありますので、ここではすでに親権者が総合取引口座を開設していることを前提に書いていきます。
登録親権者名義のリアルタイム入金で入金する。
通常の場合、証券口座への入金は成年・未成年にかかわらず証券口座名義人本人しか出来ません。
贈与の問題や仮名取引・借名取引、マネーロンダリングの事もあるからと推測します。
ですので子供名義の銀行口座や子供名義での振り込みで対応しなくていけません。
ですが、楽天証券では登録親権者なら
「リアルタイム入金を使えば子供名義の銀行を持っていなくても登録親権者の銀行口座で入金することができます。」
まず一つ目のワード、登録親権者。
未成年口座に関して当社との間で一切の権利義務を有する方として、親権者のうち1名は「登録親権者」として弊社に登録が必要です。また、登録親権者の方は、あらかじめ当社の総合取引口座を開設されていることが必要です。
出典:楽天証券
登録親権者の変更はカスタマーサービスを利用して届出書等の提出で可能。
二つ目のワード、リアルタイム入金
リアルタイム入金とは、振込時の手数料が無料で、振込後、リアルタイムに楽天証券の預かりに資金が反映される大変便利な入金方法です。
出典:楽天証券
楽天証券にリアルタイム入金が行える銀行口座は下の画像を参照。
登録親権者が上の画像の銀行口座をお持ちの場合は親銀行口座→子供証券口座へ入金出来ます。
入金先は未成年口座になります。ジュニアNISA口座に入金するには未成年口座からジュニアNISA口座へ振替を行ってください。
twitterを見るとジュニアNISA口座で買ったつもりが未成年口座で買ってしまった方も多く見られます。
ジュニアNISA口座へのそのまま移管は出来ませんので非課税枠を使いたい場合、「売ってジュニアNISA口座で買いなおす」「新たに資金をジュニアNISA口座に振替て買う」必要があります。
新たに資金を入れる方は年間110万円の暦年贈与を超えないように注意してくださいね。
緑のこの画面で保有していたら未成年口座。
黄色のこの画面で保有していたらジュニアNISA口座です。
未成年口座の名義人と同じ銀行口座から振り込む。
未成年口座の名義人と同じ銀行口座から振り込むことができます。
口座がない場合はこの機会に子供名義の銀行口座を作っておくのも良いかもしれませんね。
楽天銀行なら12歳未満でも銀行口座を開設できます。
リアルタイム入金に対応していればリアルタイム入金も出来ます。
リアルタイム入金は手数料無料、振込入金の場合は手数料本人負担。
ATMや銀行窓口等から楽天証券の振込(入金専用)口座へ入金する。
未成年口座の振込口座に銀行窓口やATMから入金することができます。
振込名義人は必ず未成年者本人にしてください。親名義での振込だと入金されないだけでなく組戻手続きで手数料を取られてしまいます。リアルタイム入金ではないので登録親権者でもダメです!
SBI証券未成年口座へ入金する方法。
ここからはSBI証券 について書いていきます。
筆者は本人口座しか持っておりませんので詳しく調べてみました。
SBI証券 では未成年者本人の名義でのみ証券口座へ入金出来ます。親名義では入金できません。
提携銀行から即時入金サービスを使って入金(未成年者本人名義口座からに限る)。
提携銀行に未成年者の本人名義口座があれば即時入金サービスを使って入金出来ます。
即時入金できる提携銀行はこちら。
住信SBIネット銀行は満15歳から口座開設ができる。15歳未満の場合は開設できないので即時入金は利用できない。他にも年齢制限がある銀行が含まれているかもしれません。
リアルタイム入金で対象金融口座から入金(未成年者本人名義口座からに限る)。
対象の金融口座を持っていればリアルタイム入金を使って入金出来ます。口座名義は未成年者本人に限ります。
リアルタイム入金とは
当社WEBサイト上での操作で、対象の金融機関にお持ちの口座から当社へ入金手続きが行え、リアルタイムで買付余力に反映されるサービスです。 対象の金融機関口座をお持ちであれば、インターネットバンキングをご利用されていなくても、当社での口座振替登録のみでご利用いただける手数料無料の入金サービスです。
出典:SBI証券
対象の金融機関はこちら。
画像が小さくて見えない場合はこちらから確認→リアルタイム入金対象金融機関(SBI証券)
SBI証券 のWEBサイトから口座振替のご登録等を行うと利用できるようになります。
申し込みから利用開始までは金融機関によって異なります。
入金反映のタイミングも当日、翌日と金融機関によって異なります(上の対象金融機関画像参照)。
金融機関窓口、ATMや提携銀行以外のインターネットバンキングから振込入金(未成年者本人名義からに限る)。
提携銀行以外の銀行から未成年者証券口座へ振り込むことができます。手数料は本人負担。
振込名義人は未成年者本人に限ります。
振込名義人は必ず未成年者本人にしてください。親名義での振込だと入金されないだけでなく組戻手続きで手数料を取られてしまいます。
ゆうちょ銀行口座から未成年口座へ振替入金(未成年者本人名義口座からに限る)。
お子様名義のゆうちょ銀行の口座があれば未成年口座への振替入金が可能です。
インターネット上で、お手持ちのゆうちょ銀行口座から、SBI証券の証券総合口座へ入金いただけます。ゆうちょダイレクトの契約が無くても、ご入金が可能です。手数料も無料です。
出典:SBI証券
振替入金するにはSBI証券 での手続きが必要です。
【入金サービスに関する申込書「自動払込利用申込書」での手続き】を郵送してもらって返送し、SBI証券 ・郵便局にて審査終了後、サービスを利用できます。
手続きは約3~4週間かかります。
未成年者口座入金方法のまとめ
未成年者口座の入金方法について楽天証券とSBI証券 を調べてみました。
本人口座ではないので最初は迷うことも多いかと思いますが、一度覚えたり設定しておくと以降は同じなので頑張ってみてください。
筆者は楽天証券で登録親権者口座からのリアルタイム入金しております。親名義からの入金でいいので子供名義の銀行口座が必要ありません。
ライバルのSBI証券 では親名義での入金は出来ませんので、この部分では楽天証券が一歩リードと言ったところです。
しかしSBI証券
ではジュニアNISA口座で米国株式・ETFを買うことができます。
どちらで口座を開設するか正直迷うところではありますね。
筆者と同じように未成年口座への入金方法がわからなかった方の参考になりますように。
以上になります、お疲れさまでした。
※本記事は情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。
株式投資は「自己責任原則」でございます。
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